個別試験出願にむけて

個別試験出願に際しては、今年度のセンター試験の特徴である
「前年よりも平均点はややアップしたが、受験生にとっては難しい試験であった」
ことについてよく理解してください。

留意点1

目標点に届いているのかどうかは、今年の基準、今年の判定で冷静に確認する。

 今年は、前年と比べて、センター試験の5教科平均点はややアップしていますが、過去のセンター試験と比べると平均点そのものは低く、受験生にとっては難しい試験であったと言えます。そのため、文系を中心に、「思っていたよりも得点がとれなかった」と感じている受験生が多いことが予想されます。平均点変動による得点の変動を加味した上で、今年の基準、今年の判定値で目標得点に届いたのかどうかを、冷静に確認することが大切です。

留意点2

第1志望大だけでなく、併願候補大も含めて「出願科目条件」を確認する。

 それぞれの大学が求めるセンター試験科目が複雑になっているため、志望大が求める入試科目を、自分が受けた科目でカバーできるかどうかを、第1志望大だけではなく、併願候補大も含めて、必ず照合するようにしてください。

留意点3

目標点に到達した人も、そうでない人も、最後まであきらめずに全力を尽くす。

 学力は最後まで伸び続けます。しかし、そのためには、気持ちを切らさないことが必要です。ここまで頑張ってきて、あと少しの期間です。自分を信じて、あともうひと踏ん張りしましょう。毎年見られることですが、最後まであきらめずに頑張った人が、最後には報われます。

自分で納得できるまで努力した人だけが「納得の結果」を手にできる。

受験生の皆様のご健闘を
心からお祈りしています。