大学別分析レポート
データネット2013

福島県立医科大学
福島県立医科大学

■医<前>は厳しい入試が継続する予想
医<前>は2012年度入試から募集人員15人の地域枠が設けられ、学部全体の募集人員は62人に増加した。それを受けて、志願者数(特に福島県)が大幅に増加し、厳しい入試が継続した。2013年度入試より、地域枠の募集人員が20人に増加し、全体の募集人員は67人となった。
データネットの第一志望者数では、一般枠は対前年81%、地域枠は対前年170%とそれぞれ増減はあるが、高得点層に大きな変化は見られなく、前年並の厳しい入試が継続することが予想される。一般枠、地域枠ともにデータネットB判定値得点率は83.1%。第一段階選抜の得点率は73.3%に設定している。

■看護<前>は前年並の難易レベル
2012年度入試では、看護<前>は志願者数が大幅に減少したが、難易レベルに大きな変化は見られなかった。データネットの第一志望者数は前年度入試と比べ増加しているが、高得点層に大きな変化は見られず、前年並の入試が継続することが予想される。データネットB判定値得点率は57.9%に設定している。センター試験と個別試験の配点は475:300で、近隣他県の看護学系統の学部学科と比べても個別試験の配点が高い。個別試験の総合問題には英文による出題も含まれる。個別試験の対策も十分に行っておきたい。