大学別分析レポート
データネット2013

宮城大学
宮城大学

■食産業(ファームビジネス)<前>、食産業(環境システム)<前>ではやや難化傾向
食産業<前>においては、データネットの第一志望者数は、食産業(フードビジネス)<前>で前年比127%、食産業(ファームビジネス)<前>で前年比83%、食産業(環境システム)<前>で前年比147%となっている。特に、食産業(ファームビジネス)<前>、食産業(環境システム)<前>では高得点層が増加しており、やや難化が予想される。食産業<前>は、3学科ともセンター試験と個別学力検査の配点比率が700:200とセンター試験の配点が高い 。データネットB判定値を確認の上で、出願の見極めを行いたい。データネットB判定値得点率は、食産業(ファームビジネス)<前>で57.1%、食産業(フードビジネス)<前>で57.9%、食産業(環境システム)<前>で56.4%に設定。

■事業構想<前>では、第一志望者数増加も難易に変動なし
近年の事業構想<前>の入試を振り返ると、2011年度入試より、 センター試験で課される科目が4科目から7科目に変更となり、志願者数が減少した。また、2012年度入試においても志願者数の増加は見られなかった。事業構想<前>では、センター試験の平均点が下がると志望者が集まる傾向が見られる。データネットでは、第一志望者数は事業構想(事業計画)<前>で前年比119%、事業構想(デザイン情報)<前>で121%と増加しているものの、難易レベルに変動はない見込みである。2012年度入試結果では、センター試験と個別学力試験の配点比率が700:300で、センター試験の結果が合否に及ぼす影響が大きい傾向が見られたため、データネットB判定値得点率を目安にしたい。データネットB判定値得点率は、事業構想(事業計画)<前>で60.7%、事業構想(デザイン情報)<前>で59.3%に設定。