大学別分析レポート
データネット2013

岩手県立大学
岩手県立大学

■総合政策(総合政策)<前>はやや難化が予想される
総合政策(総合政策)<前>は、第一志望者数は対前年125%と増加。高得点層も増加しており、やや難化が予想される。
総合政策(総合政策)<後>では2013年度入試よりセンター試験と個別試験の配点、センター試験科目、個別試験科目に変更がある。配点は、300:250から、500:200とセンター試験の配点比率が高まる。センター試験科目は、「英と高得点の2教科」から、「国数英理社の5教科5科目」と負担が増す。個別試験科目は、「面接と小論文」から「小論文のみ」となる。
2012年度入試における総合政策<後>志願者の前期出願先を確認すると、岩手大・人文社会(法学・経済)<前>志願者は12人中6人合格(合格率50%)、岩手県立大・総合政策<前>志願者は79人中10人合格(合格率13%)だった。

■2012年度入試において入試変更のあったソフトウ(ソフトウェア情報―B)<前>
2012年度入試において、募集人員・個別試験内容に変更があったソフトウ(ソフトウェア情報―B)<前>。募集人員は2011年度入試までのA40人、B40人、後期10人から、2012年度入試ではA20人、B50人、後期20人となった。また個別試験内容は、2011年度入試までの総合問題から、2012年度入試では数学となった。2012年度入試における志望者数は前年比534%と大幅に増加し難化した。
データネットでは第一志望者数は109%と増加しているが、高得点層に大きな変化は無く、前年並の難易レベルが継続すると予想される。データネットB判定値得点率は62.0%に設定。

■看護<前>はやや難化が予想される
看護<前>は、第一志望者数は対前年94%とやや減少しているが、高得点層が増加しており、やや難化が予想される。
看護<前>は、センター試験と個別試験の配点が950:200であり、センター試験の配点比率が高いが、2012年度のデータネット度数分布を確認すると、得点率60%から66%の成績層で合否が混在していた。2012年度入試より導入された小論文と面接対策は十分に行いたい。