大学別分析レポート
データネット2013

東北大学
東北大学

■法<前>と経済<前>は易化した2012年度入試並の難易レベルが継続する見込み
2012年度入試を振り返ると、文系4学部の前期日程すべてで模試動向段階から志望者数が減少していた。入試結果においてもその傾向は継続し、易化した入試となっていた。前年の入試結果が継続するのかどうかが注目されるところだが、データネットにおける文系4学部の前期日程の第一志望者数は対前年指数で、文96、法100、経済89、教育98となっている。特に法<前>と経済<前>は易化した2012年度入試並みの難易レベルが継続する見込み。2012年度入試結果によると、教育<前>は他の文系学部と比べて個別試験での逆転合格が起こりやすい傾向にあったため、個別試験対策にもしっかり取り組みたい。

■工<前>は志望者数が増加するも、難易レベルは前年並になる見込み
工<前>は、模試動向の段階では5学科すべてにおいて志望者数が増加していた。データネットにおける志望動向では、募集単位ごとにデータネット高得点層の大幅な増加は見られず、前年並の難易レベルで入試が展開される模様。2012年度入試結果によると、センター試験と個別試験の配点比率は5学科ともに450:800と個別試験の配点が大きいものの、センター試験得点が合否に与える影響が大きい傾向が見られていた。工<前>の中でも募集人員の多い工(機械知能・航空工)<前>と工(情報知能システム)<前>のデータネットB判定値得点率は77.8%に設定。

■理(数学系)<前>ではやや難化する模様
データネットにおける理(数学系)<前>の第一志望者数は対前年指数で121と増加。データネット高得点層も増加しておりやや難化する模様。