大学別分析レポート
データネット2013

札幌医科大学
札幌医科大学

■医(医)<前>では、道内で医学・医療に従事する医師を養成するために、2013年度入試より「北海道医療枠」(募集人員35名)を設置した。これにより一般入試は「一般枠」「北海道医療枠」の2種類の出願枠へと変更となった。「北海道医療枠」は2年間の臨床研修を行った後、所定のプログラムに従事することを確約できる場合において出願可能である。

■上記変更点を踏まえ、医学科全体の志望者数を見ると、対前年指数で98と前年並である。募集単位ごとの志望者数は、医(医)<前>で139人、医(医‐医療枠)<前>で171人である。
「北海道医療枠」の出願者は第2志望として「一般枠」に併願したこととみなされるため、卒業後を見据えた出願が必要となる。出願の目安となるデータネットB判定値得点率は、医(医)<前>84.4%、医(医‐医療枠)<前>84.4%である。

■2012年度入試では、厳しい競争が展開された保健医療(看護)<前>の志望者数は、対前年指数で94とやや減少している。難易は保健医療(看護)<前>でやや難化と予測される。出願の目安となるデータネットB判定値得点率は、保健医療(看護)<前>70.0%である。