大学別分析レポート
データネット2013

山口大学
山口大学

■2012年度入試では、2011年度における実質倍率4.0倍の高倍率入試の揺り戻しにより、実質倍率が2.4倍へと下降した人文(言語文化)<前>は、第一志望者数が前年比93%とやや減少している。

■2012年度入試よりセンター試験での地歴公民2単位科目が選択できなくなり、実質倍率が1.5倍の低倍率入試となった経済<前>は、揺り戻しによる第一志望者数の増加がみられ、第一志望者数は前年比116%と増加している。データネット高得点層は前年並で、入試難易としては前年並と予測。

■工<前>は、学部全体で第一志望者数が前年比114%と増加している。工(機械工)<前>、工(知能情報工)<前>、工(感性デザイン工)<前>、工(社会建設工)<前>で第一志望者数の増加が目立っている。いずれの募集単位でもデータネット高得点層が増加しており、難化が予測される。

■医(保健/看護学)<前>は、2012年度入試での実質倍率1.5倍という低倍率入試の揺り戻しにより、第一志望者数が前年比117%と増加している。センター試験と個別試験の配点比は900:200とセンター試験の比率が高いものの、個別試験科目である英語の対策も十分に行いたい。