大学別分析レポート
データネット2011

京都大学/文系学部の多くは前年並、理系学部は志望者数が増加
文系学部の志望者数は総合人間<前>を除き前年並 2010年度入試で志願者数が大幅に増えた文<前>は、その反動も見えず志望者数に変化はない。高得点層も多く、激戦の様相を呈している。2010年度入試で志願者数が増えた法<前>もデータネットでは志望者数は前年並だ。教育<前>も文系方式、理系方式ともに、志望者数は前年と変わらないが、総合人間<前>は文系方式で志望者数が大幅に減少している。
経済<前>は理系方式の志望者数が増加 募集開始から3年目を迎えた経済<前>理系方式は認知度が高まったこともあり、志望者数は増えている。一般方式、論文方式はともに志望者数は前年並だ。一般方式の志望者平均得点率は83.5%で法学部の83.4%と拮抗している。
理<前>は志望者数が微増 2010年度入試で志願者数が大きく減少した理<前>は、データネットでは志望者数が微増で、志望者数の大きな反動は見られない。第1段階選抜合格者は630点(900点満点)以上の者とされており、第1段階選抜通過後は個別試験のみで合否が決まるので、個別試験対策をしっかりとしておきたい。
工<前>は志望者数が微増 工<前>全体の志望者数は微増している。学科別では情報学科の志望者数が大幅に増加している。また、地球工学科では外国人留学生を対象とした国際コースのための特別入試での入学手続者は4人だったため、前期日程の募集人員は181人となっている。
医(医)<前>は激戦 医(医)<前>は志望者数が増加しており、高得点層も増えているので厳しい入試が予測される。
農<前>は人気が継続
志願者数が4年連続で増えている農<前>はデータネットでも志望者が集まっている。中でも資源生物科学科、食品生物科学科、食料・環境経済学科の増加が著しい。出願の際は第3志望まで学科選択できるので確実に登録しておきたい。