大学別分析レポート
データネット2010

首都圏 センター方式私立大 日本大・東洋大・駒澤大・専修大
新規導入の日本大・歯は70.0%が合格の目安 2010年度入試より新たにセンター方式を導入する日本大・歯。センター試験の国語、理科、英語、各100点に加えて、個別試験として面接が50点課される。合格の目安となるデータネットB判定値得点率は70.0%。
データネット2009では、3教科型の新規導入に伴い、合算志望者数が大きく減少した日本大・法の4教科型。データネット2010では対前年合算志望者指数は、新聞学科126、法律学科113、政治経済学科108、と3学科で揺り戻しを見せた一方で、経営法学科では74、公共政策学科では41と継続して志望者数が減少した。合格の目安となるデータネットB判定値得点率は、経営法学科75.0%、法律学科78.3%、公共政策学科75.8%、政治経済学科76.7%、新聞学科76.7%。
東洋大・法(法律)3教科型は、4教科型導入にも関わらず志望者数増加 2010年度入試より、全学部通じて初めてセンター試験4教科型を導入する東洋大・法(法律)。3教科型の対前年合算志望者指数は122と、志望者数が増加。合格の目安となるデータネットB判定値得点率は、前期4教科型72.5%、前期3教科型73.3%、前期ベスト2教科型80.0%となる。
揺り戻しが予想される駒澤大 2009年度入試では、センター方式における志望者数の大幅な減少が見られた駒澤大。入試結果調査でも、2008年度から2009年度にかけて、合否の境目となる得点率が大幅にダウンし、入試競争が緩和された学部学科が多く見られた。データネット2010では、対前年合算志望者指数が文(英米文)194、経済(現代応用経済)221、経済(商)260、グローバルメディア230、と志望者が前年度の2倍近く集まる募集単位もあり、極端な揺り戻しとなることが予想される。
新設の専修大・文(人文・ジャーナリズム)は72.8%が合格の目安 2010年度入試より、これまでの文学部4学科から、文学部7学科と人間科学部2学科に改組される専修大学。対前年合算志望者指数は文学部121、人間科学部117と志望者数が増加。新設となる人文・ジャーナリズム学科では、合格の目安となるデータネットB判定値得点率が72.5%となる。