大学別分析レポート
データネット2010

京都大学/文系学部に志望者が集まる
文<前>、法<前>は志望者数が増加 2009年度入試で志願者が大きく減少した文<前>は、反動もあり志望者が増えている。2009年度入試で志願者減少傾向に歯止めがかかった法<前>は前年に引き続き志望者は増え、高得点層も増えているため難化が予想される。教育<前>は文系方式で、総合人間<前>は理系方式で志望者数が大きく増加している。
経済<前>は一般方式で志望者数が増加も理系方式は減少 経済<前>は一般方式、論文方式で志望者数が増加している。2年目を迎えた理系方式は志望者数が減少しているが今後、他学部からの流入も考えられるので、出願はデータネットB判定値得点率を目安としたい。
理<前>の難易は前年並 2009年度入試で志願者指数が116と大きくアップした理<前>の志望者数は前年並で、難易度にも変化はないと予想される。第1段階選抜合格者は630点(900点満点)以上の者とされており、第1段階選抜通過後は個別試験のみで合否が決まるので、個別試験対策をしっかりとしておきたい。
工<前>は学科により志望者数に変動あり 工<前>では学部全体の志望者数は前年並だが、地球工学科に志望者が集まっている。センター試験の難化の影響により高得点層が減少している学科もある中で地球工学科の高得点層は前年と変化がないので出願の目安はデータネットB判定値得点率83.0%としたい。
農<前>は変動なし 農<前>は森林科学科の志望者指数が84とダウンしているのが目につくが学部全体の志望者数は前年並となっている。
医(医)<前>は志望者数減少も激戦模様 医(医)<前>は、志望者数は減少しているものの高得点層は増加しているため、依然として激戦模様であることに変わりはない。