大学別分析レポート

秋田県立大学/第一志望者数の増減はあるが、両学部ともに学力レベルは前年並
システム<前>の第一志望者数は増加 データネットでは、学部全体の第一志望者数は前年比123%と増加。しかしデータネット第一志望者の度数分布を確認すると、志望者の学力レベルは前年並となっている。システム<前>は例年データネット後に他大学からの志望変更先として挙げられる傾向が強い。特に今年はセンター試験の平均点が下降したため、例年以上に秋田県立大よりB判定値の高い大学からの流入の可能性が高く、慎重な出願が求められる。データネットB判定値得点率は、機械知能システム<前>52.5%、電子情報システム<前>51.9%、建築環境システム<前>56.3%、経営システム工<前>51.9%に設定。
生物資源(アグリビジネス)<前>の第一志望者数は減少 データネットでは、第一志望者数は前年比82%と減少。しかしデータネット第一志望者度数分布で確認すると、学力レベルは前年並となっている。センター試験と個別試験の配点比は600:200とセンター試験の配点が高く、2008年度入試結果によると個別試験での逆転は難しかった。よって出願の見極めは慎重に行いたい。データネットB判定値得点率は61.7%に設定。