大学別分析レポート

宮城教育大学/センター試験で合否が決まる後期は昨年同様厳しい入試が予想される
出願の際には注意が必要 データネットの第一志望者数は前年比106%とほぼ前年並。しかし、学科によっては志望者数の増減があるため、各学科での確認が必要となる。
初等教育教員養成課程は4つの系に分かれ、系ごとに更にコースが分かれる。例をあげると発展・教育系は、幼児教育、子ども文化、教育学、教育心理学の4つのコースに分かれる。出願の際、第1志望から第4志望まで選択することができ、記入しない場合には出願意志がないとみなされるため、注意が必要である。志望者が最も多い教育(初等/幼児教育)<前>のデータネットB判定値得点率69.4%に設定。B判定値は学科ごとに確認し、出願の見極めをしたい。
後期は東北大志望者の流入で昨年同様厳しい入試が予想される 2008年度入試では東北大・教育<後>の廃止により、東北大志望者が宮城教育大後期日程に流入し、厳しい入試となった。データネットの第一志望者数は前年比100%と昨年同様厳しい入試が予想される。東北大・教育<前>の後期出願先となる宮城教育大<後>は、多くの課程でセンター試験のみで合否が決まるため、出願は慎重に見極めたい。