大学別分析レポート

首都圏 センター方式私立大学 慶応義塾大・早稲田大(文系)
センター試験のみで受験可能な早稲田大・政治経済<セ>、商<セ> 早稲田大のセンター方式の出願締め切りは1月20日(締切日消印有効)。センター試験のみで受験可能な政治経済<セ>はセンター試験の平均点ダウンの影響から志望者数が減少しているが、模試動向通り東京大・文科二類をはじめとする難関国立大との併願者が多いハイレベルな入試が継続しそうだ。そのため、政治経済(経済)<セ>はデータネットB判定値得点率92.5%が合格の目安となる。また、商<セ>の合格の目安はデータネットB判定値得点率89.4%となる。
新規導入の早稲田大・社会科学<セ>の合格の目安 09年度入試よりセンター方式を新規導入する社会科学部。受験科目は5−6で個別試験はない。模試動向では一橋大・商との併願者が多く集まっており、データネットB判定値得点率89.6%が要求される入試になりそう。
ハイレベル入試が予想される早稲田大・文<セ>、文化構想<セ> 文<セ>、文化構想<セ>は一般方式の外国語と国語をセンター方式の指定科目としており、両学部ともセンター試験1教科1科目である。そのため、データネットB判定値得点率は94.0%である。
慶応大・法<セ・A>は高得点が必要 慶応大・法<セ・A>の出願締め切りは1月27日(締切日消印有効)。データネットの動向では法律学科、政治学科ともに志望者数が大幅に減少している。ただし、大幅な難易変動は考えにくい。そのため、データネットB判定値得点率は法律学科93.3%、政治学科93.3%が要求される厳しい入試が継続しそうだ。