大学別分析レポート

東京学芸大学/教育学部全体としては前年度並の動向
募集単位ごとにセンター試験と個別試験配点が大きく異なる点に注意
教育<前>に大きな難易変動はなさそうだ。過去の入試結果で実質倍率1倍台から2倍台前半が複数年継続する募集単位も多いため、強気で出願させたい。また今回のデータネットの結果でも、教育<前>から同じ前期への志望変更先は、やはり教育<前>の他募集単位を選ぶ者が一番多かった。ただし、各課程で選修、専攻が異なれば、センター試験と個別試験の配点比率が大きく異なるため、安易な志望変更には注意が求められる。
09年度入試科目変更について

後期日程において、下記募集単位で個別学力検査の科目が小論文から面接に変更となる(教育(初等/国語)のみ教科試験の国語からの変更)。教育(初等)では国語、社会の2選修、教育(中等)では社会専攻、教育(人間)では生涯学習、総合社会システムの2専攻、教育(国際)では、日本語教育、日本研究、アジア研究、欧米研究の4専攻が対象となる。この入試変更により個別試験での逆転は難しくなることが予想されるため、データネットB判定値得点率を目安として出願検討してほしい。