大学別分析レポート

九州工業大学/実質倍率1倍台が続いた工<前>は志望者数がやや増加
工<前>は志望者数がやや増加 08年度入試において7カ年連続実質倍率1倍台となった工<前>は、志望者数が前年比108%とやや増加している。中でも総合システム工学科、応用化学科、マテリアル工学科の3学科は志望者数が増加している。前期のデータネットB判定値得点率は総合システム工学科が65.6%、応用化学科、マテリアル工学科が65.0%となっている。工<前>においては個別試験での科目負担が情報工<前>よりも大きく、理科2科目の準備をしっかりしておく必要がある。
情報工<前>は志望者数がやや増加 4年間実質倍率1倍台の入試が続いていた情報工<前>の志望者数は前年比106%とやや増加。5つの学科の中で、特に生命情報工学科は志望者数が前年比150%と増加。生命情報工学科のデータネットB判定値得点率は64.2%。
工<後>は志望者数がやや増加、情報工<後>は志望者数が増加 工<後>は志望者数が前年比107%とやや増加。情報工<後>は志望者数が前年比110%と増加。九州工大の後期日程のセンター試験と個別試験の配点は、工学部が600:300、情報工学部が650:300と九州・沖縄地区の国公立大の工学系統としては個別試験の配点が比較的高くなっている。出願の目安であるデータネットB判定値得点率は、工<後>が機械知能工学科を除く学科で72.5%、情報工<後>がシステム創成情報工学科を除く学科で70.0%となっている。