大学別分析レポート

滋賀大・滋賀県立大/両大学ともに概ね志望者数が増加
滋賀大・経済<前>は厳しい入試となる見込み 滋賀大・経済<前>の志望者数は、前年比114%と増加しており、2008年度入試に引き続きチャレンジ層にとって厳しい入試となることが予想される。データネットでC判定だった場合、ドッキング判定でB判定になるためには、第2回ベネッセ・駿台記述模試で偏差値58以上が必要となる。
滋賀大・教育(学校教育教員養成−理系型)<前>は、志望者数は前年並 2008年度入試で実質倍率が1.8倍と低下した滋賀大・教育(学校教育教員養成−理系型)<前>であるが、データネットでの志望者数は前年並となっている。理系型での各課程のデータネットB判定値得点率は、学校教育教員養成課程<前>65.6%、情報教育課程<前>64.4%、環境教育課程<前>も同じく64.4%である。
滋賀県立大・工(機械シス工)<前>は志望者数が大幅に増加 滋賀県立大・工<前>は、学部全体の志望者数が前年比118%と増加している。中でも機械システム工学科の志望者数は、前年比128%と大幅に増加している。B判定値付近の志望者数が多いため、個別試験対策が合格の鍵となる。工学部前期の各学科のデータネットB判定値得点率は、高い順に機械システム工学科62.5%、電子システム工学科61.9%、材料科学科61.3%となっている。
滋賀県立大・人間看護(人間看護)<前>は志望者数が増加 近年の入試において実質倍率が3.2倍→3.1倍→2.8倍と安定している滋賀県立大・人間看護<前>では、志望者数は前年比113%と増加している。他大学の看護系募集単位を見てみると、滋賀医大・医(看護)<前>や福井県立大・看護福祉(看護)<前>などでも志望者数がそれぞれ前年比117%、140%と増加しており、これらの大学からの志望変更も予想される。入試結果データから、個別試験(小論文)での逆転も見られるので、個別試験対策をしっかりと行いたい。