大学別分析レポート

大阪府立大学/工学部中期は難化が予測される
工<中>は難化の見込み 志望者数は学部全体で前年比95%となっているが、募集人員内における高得点層は増加している。背景としては、難易度が高い大学群からの併願比率が増え、募集人員内における低得点層が他大学へ流出したことが挙げられる。その結果、難易度は前年度よりも上がることが見込まれる。
入試変更のあった生命環境<前>の3学科の志望者数は、生命機能化学科157人>植物バイオサイエンス学科82人>生物情報科学科41人となっている 2009年度入試より入試方式が変更となり、前期日程において生命機能化学科、生物情報科学科、植物バイオサイエンス学科で第3希望の学科まで志望できるようになった。センター試験の平均点ダウンの影響と受験生にとって救済イメージが広がった影響で3学科の志望者数の合計は280人と前年より22人増加している。なお2009年度入試より生物情報科学科と植物バイオサイエンス学科は生命機能化学科と同じ配点比率に変更される。センター試験450:個別試験600となり、2008年度入試よりも個別試験の配点比率が高くなる。個別試験での逆転の可能性が高まるため個別試験対策もしっかりと準備させたい。
経済<前>は前年並の難易になる見込み 経済<前>の志望者数は前年比99%と前年並になっている。難易の高い大学からの流入は見られず前年並の難易が予測される。なお例年、個別試験での逆転合格がみられるので、充分に個別試験対策も準備しておきたい。