大学別分析レポート

旭川医科大学/募集人員が増加する医(医)<前>は志望者数が減少
入試変更のまとめ 医学科では2009年度入試より前後期の募集人員、センター試験の科目配点、個別試験の内容が変更される。募集人員は前期40人(前年度20人)、後期17人(前年度40人)となる。センター試験は前後期ともに地歴・公民50点(前年度100点)となる。また、前期は数学が150点(前年度100点)、後期は数学と外国語が100点(前年度50点)となる。個別試験では前期は個人面接(120点)を集団面接(150点)に変更し、後期は集団面接(150点)を新たに課す。看護学科では前期の個別試験が個人面接から集団面接に変更となる。
医<前>は募集人員が増加するも志望者数は減少 医学科の前期は募集人員が増加するも、現段階では志望者数は減少している(前年比86%)。ただし、難易度に影響を与えない層の減少がほとんどで、易化するとは考えにくい。データネットB判定値傾斜得点率84.2%を目安に出願したい。後期は志望者数が大幅に減少している(前年比48%)。ただし、募集人員が減少する分、志望者数も減少しているため、難易度に大きな変化は見られない。データネットB判定値傾斜得点率は87.7%。
看護<前>は前年度入試並の競争が予想される 看護<前>は前年並の志望者数である(前年比97%)。前年度入試よりセンター試験6−7から5−7に変更(地歴・公民ともに必須→地歴・公民から1、数学2科目に変更)し、志願者数が増加したが、現段階の動向では前年並の競争が予想される。また個別試験が個人面接→集団面接に変更されるが、例年、個別試験の結果が合否に影響するため、小論文に加え集団面接の準備をしっかり行いたい。