データネットにみる2008年度のセンター試験結果の特徴は以下のようになります。
まず,昨年度と平均点の変動の大きかった教科・科目は,数学TA(+12.1点),国語(+11.1点),現代社会(+9.9点)などとなっています。この結果,5教科総合(900点満点)の平均点は598.0点で,対昨年度で19.1点上がりました。
900点満点集計における5教科受験者の平均点は,6−7文系586.1点(+12.5点),5−7理系606.3点(+23.8点)となりました。また現卒差は,昨年度の86.0点に対して今年度は90.9点となっています。
また,各教科の科目間の平均点格差をみると,地歴では世界史Bと地理Bの間で7.0点差,公民では倫理と現代社会の間で8.1点差,理科では物理Tと生物Tの間で7.6点差となっています。 |
▼科目間の平均点差
世界史B |
日本史B |
地理B |
最大差 |
60.1 |
65.3 |
67.1 |
7.0 |
倫理 |
政治経済 |
現代社会 |
最大差 |
69.0 |
64.7 |
60.9 |
8.1 |
物理 I |
化学 I |
生物 I |
地学 I |
最大差 |
66.6 |
66.1 |
59.0 |
61.3 |
7.6 |
▼5教科受験者の平均点
|
2008年度 |
2007年度 |
差 |
6−7文系(現+卒・900点満点) |
586.1 |
573.6 |
12.5 |
5−7理系(現+卒・900点満点) |
606.3 |
582.5 |
23.8 |
5教科総合(現+卒・900点満点) |
598.0 |
578.9 |
19.1 |
5教科総合(現・900点満点) |
585.2 |
566.9 |
18.3 |
5教科総合(卒・900点満点) |
676.1 |
652.9 |
23.2 |
5教科総合(卒−現・900点満点) |
90.9 |
86.0 |
4.9 |
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