2008年度 大学入試センター試験 自己採点集計 データネット
大学別分析レポート
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名古屋大学/センター試験の平均点上昇を受け、特に工<前>で強気の志望が目立つ
(1)工<前>は志望者数が大幅増加 学部全体の志望者数は、前年比122%の1892人と増加している。センター試験の平均点上昇により、受験生の強気の志望が見られる。特に志望者数の増加が著しい機械・航空工学科と化学・生物工学科では、厳しい競争によってやや難化する可能性がある。最も難易ランクの低い物理工学科の出願の目安としては、B判定得点率77.5%以上。個別試験に向けては、ベネッセ・駿台記述模試で偏差値60以上(2次集計)の記述力を出願の目安としたい。
(2)理<前>はやや競争緩和の見込み 理<前>は募集人員が25人増加(対前年113%)する。個別試験で国語(現代文のみ)が新たに課されるが、志望者数は対前年104%の512人とほぼ前年並であり、やや競争緩和する入試となりそうだ。
(3)経済<前>は高人気が継続 経済<前>の志望者数は、前年比114%の535人と模試動向から引き続き人気が継続している。高得点層も増加しており厳しい入試となる見込み。個別試験に向けては、ベネッセ・駿台記述模試で偏差値64以上(2次集計)が出願の目安となる。
(4)文<前>は敬遠傾向 個別試験で地歴と数学がともに必須となり、計4教科が課される影響で受験生が敬遠し、志望者数は対前年88%の404人となっている。難易はやや易化を予測し、データネットB判定得点率は83.3%である。

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