2008年度 大学入試センター試験 自己採点集計 データネット
大学別分析レポート
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東北大学/前期は各学部で難易レベルは前年並。後期は経済学部で難化の模様。
(1)法<前>は高いレベルの入試が継続する模様 後期日程が廃止となる法学部は、前年度までの後期募集人員20人がそのまま前期に移り、前期は140人に増加。データネットでの第一志望者数は前年比102%と前年並だが、高得点層は前年同様しっかり存在するため、高いレベルの入試が継続する見込み。
(2)経済<後>は法学部後期廃止の影響も見られ、難化する模様 経済<前>の第一志望者数は前年比119%と大幅に増加しているが、高得点層に変化はなく、難易レベルは前年並となる模様。一方、経済<後>は第一志望者数が前年比123%と人気が集まっており、更に高得点層も大幅に増加している。東北大・法<後>の廃止の影響を受けていると見られ、難化は避けられない模様。
(3)工<前>は前年並の難易レベルとなる模様 後期日程を廃止し2年目を迎える工<前>。データネットの第一志望者数は前年比108%とやや増加しているが、高得点層に変化はなく、難易レベルは前年並と考えられる。
(4)理<後>は厳しい入試が継続する見込み 理<後>の2007年度入試の実質倍率は7.5倍と2006年度入試に比べ大きく上昇。工学部の後期日程廃止の影響が大きく出たと考えられる。難易ランキング上位大からの流入が多く見られ難易レベルの高い入試となった。今回のデータネットでも、第一志望者数は前年比105%と前年並で、引き続き厳しい入試が予想される。

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