データネット2024 2024年度 大学入学共通テスト 自己採点集計

京都大 大学情報

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分析レポート

※動向分析の文中の数字は「対前年指数」で、データネットにおける前年の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
※【入試変更点】に記載の試験科目変更及び配点変更は、該当科目のみ記載。

入試変更点

動向分析

【前期日程】

・大学全体では、指数99の前年並。文理別では、文系は指数98、理系は指数99のいずれも前年並。
・文学部は、2023年度入試で4年連続志願者数減少だが、さらに指数96のやや減少。
・法学部は、2023年度入試で志願者数が700人を下回った反動で、指数104のやや増加。
・経済学部(文系)は、2023年度入試で志願者数増加の反動で、指数96のやや減少。経済学部(理系)は、2022年度入試、2023年度入試で志願者数増加の反動は小さく、指数98の前年並。なお、経済学部(理系)で2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは、800点満点で630点(78.8%)と予想。
・教育学部(文系)は2023年度入試で志願者数減少だが、さらに指数81の減少。一方で、教育学部(理系)は2023年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数148の増加。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは、教育学部(文系)は590点(65.6%)、教育学部(理系)は680点(75.6%)と予想。
・総合人間学部(文系)は、2023年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数105のやや増加。共通テスト:個別試験=150点:650点の個別試験重視配点のため、共通テストで思うように得点できなかった層の流入に要注意。総合人間学部(理系)は、指数99の前年並。共通テスト:個別試験=100点:700点と総合人間学部(文系)以上の個別試験重視配点のため、共通テストで思うように得点できなかった層の流入に要注意。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは、総合人間学部(文系)は700点(77.8%)、総合人間学部(理系)は680点(75.6%)と予想。
・理学部は、2023年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数97とやや減少。なお、第1段階選抜通過ラインは、2023年度入試の「共通テスト5教科7科目900点満点で概ね70%以上」から「募集人員の約3.0倍」に変更されたが、620点(68.9%)と予想。また、共通テスト:個別試験=225点:975点の個別試験重視配点のため、今後の個別試験対策が重要。
・工学部は、指数104のやや増加。学科別では、地球工学科は指数119の増加。建築学科は指数117の増加。一方で、情報学科は指数93のやや減少。電気電子工学科も指数94のやや減少。物理工学科は指数102の前年並。学科名を工業化学科から改称した理工化学科は2023年度入試で志願者数が9年連続減少の反動はなく、指数101の前年並。なお、出願の際は第2志望まで学科選択可能なので、データネットB判定値得点率を参考に出願を検討したい。また、共通テスト:個別試験=200点:800点の個別試験重視配点のため、今後の個別試験対策が重要。
・医学部医学科は、2023年度入試で志願者数増加の反動で、指数87の減少。データネットB判定値得点率は92.8%でハイレベルな入試が継続。なお、2段階選抜の実施については、基準点630点と同じ630点(70.0%)と予想。
・医学部人間健康科学科は、2023年度入試で志願者数増加の反動で、指数81の減少。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは560点(62.2%)と予想。
・薬学部は、2023年度入試では志願者数がやや減少したが、系統への人気の低下により、その反動はなく指数95のやや減少。
・農学部は、2022年度入試、2023年度入試で志願者数増加の反動は小さく、指数96のやや減少。学科別では、食品生物科学科が指数112の増加。一方で、地球環境科学科は指数79、資源生物科学科は指数89でいずれも減少。森林科学科は指数95、食料・環境経済学科は指数97でいずれもやや減少。応用生命科学科は指数102の前年並。なお、出願の際は第6志望まで学科選択可能なので、データネットB判定値得点率や第2回ベネッセ・駿台記述模試のB判定値などを参考に出願を検討したい。

【後期日程】

・特色入試として法学部のみ実施だが、2023年度入試で志願者数増加の反動で、指数93のやや減少。